
こんな人に観てほしい:疑いながら従う、その表情の崩れ方を見届けたい人

怪しいマッサージものは、脱ぐ速さで選んではいけません。
大事なのは、彼女の顔から疑問符が消えるまでの時間です。
本当にこれで身体が変わるのか。どうして普通の家なのか。なぜ唇へ触れるのか。キスまで必要なのか。ブラジャーも外すのか。そんなのおかしいと思いながら、説明を一つ聞くたびに、自分から次の姿勢を取ってしまう。
この作品を観てほしいのは、その一呼吸に興奮できる人です。
西元めいささんが演じる女子校生・めいさは、何も考えずに騙される女性ではありません。半信半疑です。恥ずかしい。戸惑っている。変だとも思っている。でも、彼氏が欲しい。そのために大人っぽい身体になりたい。三万円も持ってきた。だから、ここで帰ったら全部が無駄になる。
人は、欲しいものがあるときほど、怪しい説明を信じる理由を自分で作ります。
セーラー服。初めてのキス。胸への施術。経験のないまま始める口での奉仕。白いハイソックスだけを残した全裸。オイルで濡れた身体。そして、拒んでいた中出しを自分から求める終盤。
刺激の強さだけなら、後半だけでも足ります。でも、この作品の本体は前半です。西元めいささんが、納得しきれない目のまま一歩ずつ進み、やがて快感のほうが、彼女の納得より先へ進み始める。そこまで待てる人には、終盤の騎乗位がとんでもなく効きます。
あらすじ:成長促進マッサージという、三万円の言い訳

あなたは交流サイトへ、スタイルに悩む女性向けの募集を出します。三万円で成長促進マッサージをする。もちろん嘘です。連絡してきた女性を家へ呼び、性的な行為へ持ち込む。それが本当の目的でした。
投稿から三日後、女子校生のめいさから連絡が届きます。金曜日の放課後、彼女はセーラー服姿でやってくる。普通の家であることに戸惑い、もっとエステのような場所だと思っていたと話しながらも、正面へ座って真面目に問診へ答えます。
彼女が身体を成長させたい理由は、一つです。
「私、彼氏が欲しくて」
彼氏のいる友人は、自分より背が高くて胸も大きい。大人っぽい身体になれば、自分にも彼氏ができるかもしれない。だから身長も、胸も成長させたい。その願いを聞いたあなたは、ホルモンを出すためだと言って、まず唇へ触れます。
めいさは驚く。次はキスだと聞けば、いったん拒む。それでも自分のために必要なことだと説明されると、こう納得するんです。
「私のために大事なことなんですよね」
彼女はキスをしたことがありません。舌の出し方まで教えられ、間違っていないかを確かめながら口を重ねる。膝の上へ乗り、制服の上着を脱ぎ、ブラジャーも外す。胸を触られ、乳首を舐められ、身体が反応しても、めいさが気にするのは施術が成功しているかどうかです。
すぐには身体が変わらない。それなら、もっとホルモンを出さなければならない。彼女は三万円を払ったことを理由に、どうにか成長させてほしいと頼みます。あなたは本来のマッサージを先延ばしにし、準備だと言って口と手での奉仕まで求める。めいさは初めての行為に戸惑いながら、それでも教えられたとおりに続けます。
射精を口で受けた直後には、両手で口元を覆う。それでも、これで準備ができたなら次こそマッサージをしてもらえると受け止める。
制服をすべて脱いだあとも、白いハイソックスだけは残ります。立ったまま身体を確認され、床へ座って脚を開き、性器へ触れられる。何度も絶頂したあと、ようやく施術台へ。青いボトルのオイルが胸から腹、腰、臀部、腿へ広がり、全身への接触が少しずつ下半身へ集まっていきます。
終盤、成長のためという説明は挿入にまで届きます。最初の中出しでは妊娠を怖がる。それでも、成長にはこれが効果的だと言われると、今度は自分から入れるのかと確かめ、上へ乗って腰を動かし始める。正面、背面、もう一度正面。次の中出しでは、妊娠したら彼氏ができなくなると拒みながらも、快感で身体は止まらない。中出しを避けようとしていた彼女が、自分の腰であなたを求める側へ変わっていきます。
身体を大人っぽくして彼氏を作るために来た女性が、最後には彼氏という目的さえ手放して、目の前の快感を選ぶ話です。
見どころ1:疑問形がひとつずつ消えていく

この作品で一番危ない言葉は、拒絶ではありません。
質問です。
目を閉じればいいのか。次はキスなのか。膝の上に乗るのか。ブラジャーも取るのか。直接触れるのか。やり方は合っているのか。
めいさは、何かを求められるたびに確認します。つまり、おかしいとは思っている。それでも質問の形にすると、男は何でも施術の一部として答えられる。ホルモンが出る。成長に必要。準備ができる。全部嘘なのに、めいさが本気で結果を求めているから、説明だけが前へ進んでしまう。
ここで西元めいささんの表情がうまい。
最初のキスでは、目を閉じても眉に緊張が残る。胸を見せるときは、腕で隠しながらこちらを見る。気持ちよくなっても、すぐには笑わない。快感に身体を取られたあとで、今の反応も成長の兆候なのかと確かめるような目をする。
完全に信じているわけではない。完全に拒んでもいない。その中間を長く保つんです。
そして転機になるのが、身体にまだ変化がないと告げられたあと。めいさは困り、料金も払ったのだからどうにかしてほしいと頼む。普通なら、払った三万円は諦める場面です。彼女は逆で、その支払いをもっと際どい施術へ進む理由にする。
この瞬間から、彼女を罠の奥へ進ませるのは、男だけではなくなります。めいさ自身の真面目さが、背中を押し始める。
口での奉仕でも同じです。経験がないから、正しくできているかを気にする。恥ずかしいのに、手を抜かない。射精を口で受けて驚いても、これで準備が終わったのだと考える。欲望に負けたというより、施術をきちんと受け切ろうとして、自分の真面目さに負ける。
そこがたまらない。
この作品は、服を脱がせる物語ではありません。めいさの文末から、疑問符を一つずつ外していく物語です。
見どころ2:拒んでいた中出しを、最後は自分から求める

後半のオイルマッサージは、前半で積み上げた言い訳を全部、身体へ変換する時間です。
施術台へ寝ためいさの胸へオイルが落ちる。白い肌を手が滑り、腹、腰、臀部、腿へ移る。横を向き、脚を上げ、開脚し、性器への刺激が深くなる。説明を聞く声は減り、代わりに絶頂の回数が増えていく。
ここまで来ても、めいさはまだ、気持ちいいからではなく、成長に必要だから続けているつもりです。少なくとも、彼女はそう言い聞かせています。
その建前が壊れるのが挿入です。
最初の中出しでは、赤ちゃんができると怯える。気持ちよかったことは認めても、不安のほうが先に出る。
ところが、成長にはこれが一番効果的だと説明されると、めいさは自分が頑張ると受け止め、今度は自分から入れるのかと確認して上へ乗ります。腰が勝手に動く。もっと胸を大きくしてほしい。もっと大人っぽくなりたい。言葉では成長を求めながら、身体はもう施術を受ける姿勢ではありません。自分から動き、自分から角度を変え、自分の絶頂を追い始めています。
次の中出しが近づくと、今度こそ妊娠してしまう、彼氏ができなくなると拒む。ここまでは、まだ最初の目的が残っています。ところが射精のあとも勃起が収まっていないことに気づくと、マッサージはもう終わりなのか、もっと成長させてほしいと、今度はめいさのほうから続行を求める。
正面騎乗位から背面へ。もう一度こちらを向く。最初は中へ出されることを怖がっていた女性が、最後には中へ精子を出してほしいと何度も求める。
この反転が強い。
最初に筋書きを作ったのは男です。偽広告を出し、嘘の説明で身体へ触れた。でも終盤になると、その筋書きを動かしているのはめいさです。彼氏が欲しいから大人になりたい、という入口さえ捨て、もっと抱いてほしい、もっとイきたいと、自分の欲望で腰を動かす。
騙した側が主導権を握る話だと思っていたら、最後は、仕掛けた男の筋書きをめいさの欲望が追い越していく。
成長促進マッサージは最初から嘘です。ただし、めいさの中で大きくなったものだけは、本物でした。
最後に:身体は変わらなくても、欲望の声は大きくなる

西元めいささんの魅力は、終盤の激しさの中にも初々しさの名残を残すことです。
セーラー服で座っているときの真面目さ。初めてのキスで、やり方を確かめる不安。胸を隠す腕。口での奉仕後、驚いて口元を覆う手。全裸になっても残る白いハイソックス。
その名残が終盤にも残っているから、自分から騎乗位で動く姿が別人のように見える。でも、別人ではありません。彼氏が欲しいと願っていためいさが、この場で覚えた快感を、もう手放せなくなっただけです。
この作品は、騙した男が一人の女性を好き勝手に扱うだけの話ではありません。
最初、めいさは大人っぽい身体になれば彼氏ができると思っていた。だから三万円を払い、怪しい施術にも理由を付けて従った。最後には、彼氏よりも目の前の性行為を求め、自分から中出しを頼む。身長も胸も、その場で変わったわけではない。それでも、彼女の言葉と動きは、もう来たときの遠慮がちなものではありません。
三万円で成長促進マッサージを受けた。
広告は嘘だった。
でも、成長したものが一つだけある。
めいさの欲望です。
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