
こんな人に観てほしい:経験ゼロなのに、失敗の予行演習だけは完璧な人

女性経験がない。触り方もわからない。いざその瞬間が来ても、すぐにイって終わる気がする。
まだ何も起きていないのに、脳内の反省会だけは何周もしている。そんな人に観てほしい作品です。
普通、童貞という言葉には、知らない、できない、遅れている、という空気がまとわりつきます。でも本作は全部ひっくり返す。知らないなら彼女が教える。すぐにイったなら、それだけ気持ちよくなれた証拠として受け止める。あなたに求められるのは経験値ではありません。身体が正直に反応することだけです。
そして、ただ乱暴に命令されたいわけではない人にも刺さります。星川まいさんが演じる隣のお姉さんは、自分から一線を越えてくるのに、こちらの気持ちは置き去りにしない。強引なのに、確認する。攻めてくるのに、こちらの失敗を笑わない。この矛盾がヤバい。
あらすじ:引っ越し祝いが、童貞喪失になるまで

大学進学のため上京し、ようやく荷ほどきを終えた主人公。知り合いなどいるはずもない部屋でインターホンが鳴ります。玄関の外から聞こえるのは、女性の助けを求める声。
ドアを開けると、白いパーカー姿の隣人女性が火照った顔で立っている。彼女はそのまま距離を詰め、ファーストキスを奪い、流れのままに主人公の童貞まで奪ってしまいます。宅配便より展開が速い。住所確認をする暇すらありません。
あとで彼女は、自分が駅前のジムで働くインストラクターだと明かし、「昔から性欲が強くてさ」と打ち明ける。強い性欲を運動で抑えてきたのに、ジムが休みになり、今日も走ったのに欲求を抑えきれない。もう我慢の限界だった。そこで隣に越してきた大学生の部屋へ来たというわけです。
理屈は無茶苦茶です。でも、無茶苦茶だからいい。
主人公がすぐに射精しても、彼女は終わらせません。まだ勃起していることに気づくと二度目を始め、その後はリビングで女性の身体の触れ方を教え、フェラ、パイズリ、騎乗位、正常位へと授業の範囲を広げていく。玄関で始まった突発事故が、部屋じゅうを使った長い性教育に変わっていきます。
見どころ1:早くイった男を、失格にしない

私が最初に心を持っていかれたのは、派手な体位ではありません。童貞を奪った後の彼女の態度です。
まず、嫌ではなかったかを確かめる。そして主人公がすぐにイってしまったことも、「いっぱい気持ちよくなってくれたってことでしょ」と丸ごと肯定する。
ここで私は思いました。これ、童貞喪失の作品ではない。自己採点を奪ってくれる作品だと。
初めての本番で早く終わった。本人の頭の中では、失敗の赤いハンコがバンッと押される場面です。ところが彼女は、その答案を勝手に百点へ書き換える。採点基準が愛情ではなく性欲なのは気になりますが、今は細かいことを言っている場合ではありません。
そこから彼女は、「もっといろんなことを教えてあげよっか」と胸を見せ、こちらの手を導きます。乳首は敏感だから優しく触る。脚を開いて、自分が気持ちよくなる場所を見せる。身体を覚えさせた後は、今度はこちらを口と胸で気持ちよくする。
言葉だけなら先生です。ところが触れられるほど本人の息も乱れ、教える側の余裕が少しずつ崩れていく。黒板の前に立っていた先生が、途中から自分で授業を受け始める。こんな実技、欠席できるわけがないでしょう。
あなたが本当に欲しかったのは、最初から上手にできる自分でしょうか。
違う。下手でも、早くても、それを喜んで次へ連れていってくれる相手です。
見どころ2:一度目の射精は、終了ではなく適性検査です

この作品を、隣のお姉さんに童貞を奪われる話だと思ったら、半分しかわかっていません。大事なのは、その後です。
一度射精した主人公を見て、彼女が気づく。まだ硬い。そこで、「ねえ、もう一回しよう」。さらに、「私が動くから」。とどめが、「寝てるだけでいいよ」。
私はここで完全に理解しました。最初の射精はゴールではない。適性検査です。
もう終わったと思って力が抜けたところへ、彼女が自分から跨がってくる。彼女は、こちらに寝ているだけでいいと言いながら、腰を動かし、姿勢を変え、また反応を確かめる。休憩しようとした身体へ、次の授業開始のチャイムが鳴る。しかも鳴らしている本人が一番楽しそうです。
その後もフェラとパイズリで気持ちよくされ、ベッドでは騎乗位と正常位。中に出してほしがり、終わったと思えば、まだ立っていることを見つけてもう一度。こちらの回復力が、そのまま彼女の次の欲望を起動していきます。
そして最後。彼女はさらっと、とんでもない予定を入れてくる。
「そういえば私今日から一週間仕事が休みなの」
そして、「だから、毎日してくれる?」
初日からこの密度です。しかも、この生活が一週間続く。これは幸運ではありません。合宿です。
でも正直に言ってください。参加したいでしょう。
最後に:次にインターホンが鳴ったとき、平常心ではいられない

この作品を観終えた後、あなたはきっと、経験がないという言葉の意味を少し変えてしまうでしょう。
経験がないから選ばれないのではない。経験がないから、全部教えてもらえる。うまくできないから終わるのではない。身体が正直に反応したことを、喜んでくれる人もいる。
私たちは何かを始める前から、準備不足を理由に扉を開けないことがあります。恋愛でも、仕事でも、新しい挑戦でも同じです。もっと自信がついてから。もっと上手になってから。そう言っているうちに、インターホンは鳴り終わる。
本作の隣のお姉さんは待ってくれません。準備が整う前に入ってきて、あなたの人生の時間割を勝手に書き換える。
現実で知らない訪問者が来たら、ドアチェーンはかけてください。そこは冷静にいきましょう。でもこの作品の中では、言い訳のチェーンだけは外していい。
童貞喪失は終わりではありません。
あなたが、求められる側の自分を知る始まりです。
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