
こんな人に観てほしい:「彼女がいる生活」を、そろそろ仮想したい全員

朝起きたら、隣に誰かがいる。「お腹すいたね」と言ってくれる。化粧品の話をしてくる。「気づいてくれた?」と笑う。──シチュエーションがエロいんじゃなくて、生活感がエロい作品が、ときどき欲しくなる。
本作は、その「彼女がいる生活」のうち最高の朝の数時間を切り取って渡してくれます。8K機材を導入した新メーカー・レゾレボVRの第1弾。ファンタジーや背徳ではなく、「もし彼女がいたら」を本気で実装した作品です。
あらすじ:朝、隣で起きてくれる人

女優は白桃はな。メーカーはレゾレボVR。
舞台は同棲しているアパート。寝起きの彼女・はなが「おはよう、お腹すいたね」と声をかけてくる。「なんか食べる?作ろうかな、何食べたい?」。完璧な彼女ムーブ。そしてこちらの視線に気づいて笑う。「もうなんでそんな見てんの?もうそんなに見ないでよ、見ちゃだめ」「気づいちゃった?今日ちょっとね、肌の調子がいいの。いい化粧品見つけたの」「そんな細かいところまで気づくんだ、さすがダーリンだね、大好き」──「ダーリン」呼び。AVではあまり聞かない呼び方が、いきなり関係の親密度を前面に押し出してくる。
見どころ1:「愛してるゲーム」で、本気で照れる

朝食前、はなが提案してくる。「ゲームで負けたら、してあげてもいいよ。ハナが勝ったら、ご飯ね」。何のゲーム? と聞いたら、「愛してるゲーム」。
ルールは単純。「愛してる」と言い合って、先に照れた方が負け。「ハナからするね……愛してる」「次、ダーリンの番」。交互に「愛してる」を言い合う。最初は余裕の笑みで「まだ大丈夫」「しぶといね」と進める彼女。でも──回を重ねるごとに、彼女の方の声が震え始める。「強いなー」「危なかった」と踏ん張るけれど、最終的に「照れちゃった」「ハナの負け?だってこれ照れちゃうよ、仕方ないなー」と陥落する。
これがこの作品で一番ぐっと来る場面です。演技じゃない、本物の照れ。「愛してる」という単語に、彼女自身がだんだん飲まれていく。ゲームを始めた本人が、ゲームで一番揺れている。「興奮してきた」と最後に漏らす一言で、ようやく彼女は次のステップに進む。
朝食前のセックスへ。「これ見たいの?いいよ、恥ずかしいね」「脇?今汗かいてるからちょっと恥ずかしいな」と一個ずつ羞恥を確認しながら、進んでいく。同棲していてもまだ恥じらう。この温度感が、この作品の核です。
見どころ2:「ご飯食べたら、回復したでしょ?」の連戦

1回目が終わって、はなが朝食を出してくれる。「白桃はな特製のムニエル」と本人が誇らしげに名乗る一品。「朝からムニエルはちょっと重たかったかな、でもどうしても食べて欲しかったから」と気遣う言葉まで添えてくる。朝食までのディテールが、ここまで丁寧に描かれている。普通のAVだったらここで一区切りでしょう。でもこの作品は違います。
朝食を終え、満腹でうとうとしているこちらに、はなが寄ってくる。
「ご飯食べたら、回復したでしょ?」「ハナまだムラムラしてるんだけど、自分ばっかり気持ちよくなってずるいよ」
──ずるいよ。この言葉、効きますよね。彼女がさっきと同じくらい、もしかしたらもっと、求めている。「ご飯」と「セックス」が同じ並びの欲求として処理されている生活感の強さ。「寝たままでいいから、しよう」と、こちらに何も負担をかけずに進めてくれる。寝起きで動けないこちらに、彼女が乗ってくる。連戦の構図が、完全に同棲モードのまま続く。
挿入後、寝起きの目で見上げてくるこちらに「かわいいお顔になってる」と笑いかけてくる。寝起きの延長線上で、ここまで来ているという時間帯の継続感が、ずっと崩れない。
最後に:「またいっぱいしようね、これからもよろしくね、大好き」

最後、はながこちらの胸に頬を寄せて言う。
「すごい気持ちよかった、またいっぱいしようね、これからもよろしくね、大好き」
──「これからもよろしくね」。これが効きます。今日のセックスは1回限りじゃない、明日もあることを、最後に確認してくれる。「また」という言葉のありがたさ。一夜限りの相手は「ありがとう」しか言わない。「これからも」と言ってくれるのは、関係の継続を選んでくれた人だけ。
8K機材を新規導入したレゾレボVRの第1弾としては、「派手な設定で勝負する」のではなく「生活の温度で勝負する」選択をしたのが立派です。観終えたあと、あなたはたぶん、朝の冷蔵庫を開けて、卵があるか確認している自分に気づきます。もしかしたら、白桃はなが朝のムニエルを出しに来てくれるかもしれない──そう仮想する素材として、この作品は完璧に機能します。
