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【VR】舐めて、抱き合って。部長に怒られた日は互いの傷を庇い合うボク史上最高に優しい女上司

「私の評価とかどうでもいいから」と言ってくれる上司、もう辞められない。

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こんな人に観てほしい:会社で一度も庇われたことがない人へ

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部長に怒鳴られて、自席に戻る時、誰も目を合わせてくれない。──これが現代の標準装備です。怒られている人と一緒にいると、自分も怒られる側になる。だから、みんな見ないふりをする。

本作は、その「見ないふり」が、世界で唯一発動しない関係を、ひとつだけ作ってくれます。女優は大浦真奈美。メーカーはKMPVR-彩-。部下が部長に怒られているところに、「上長の私が悪いです」と割って入ってくる課長──そんな人がいる職場の、その夜の話です。

あらすじ:「私の評価とかどうでもいいから」

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舞台は会社のオフィス。部長の机の前で、書類のやり直しを食らっている。「数字も違うし、見にくいし、やり直し」「もう何やってたんだよ、残業 帰った?」──部長の声がぐっと近い。こちらの肩が縮こまっているのが、視点で分かる。

そこへ、課長役の彼女が割って入ってくる。「申し訳ございません部長。そちらの書類チェックしたのは私です。なので、全部私の責任です」「上長の私が悪いです」。部長は嫌味を返す。「上長の出来が悪いと部下の出来も悪いのか。じゃあ二人でこの書類、やっといて。三十分ね」。

部長が去ったあと、彼女は声のトーンを完全に切り替えてくる。「大丈夫、大丈夫。気にしないで、ね?」「私がついてるから。一緒に書類見直そう」「私の評価とかどうでもいいからね。君は気にしないでいいよ」──この瞬間が、本作の核。「私の評価とかどうでもいい」と、上司に自分の口で言わせられる関係性が、世の中にどれだけあるか。

見どころ1:「私にだけは、素直に何でも言って」

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書類を直しながら、ふと、こちらが切り出してしまう。「会社を辞めたい」。──残業の合間の、深夜の弱音。

彼女は、いきなり止めには来ない。「そうだよね、この会社休みないし、毎日大変だもんね」「辛かったね。毎日残業だし」と、まずこちらの感情に追いついてから、話し始める。「でもさ、今、就職難なんだから、この会社辞めたら次見つけるの結構大変だと思う」「私もね、この会社50社面接受けて」「私は…もう少し頑張ってみるつもり」──自分の話をしてくる。説教じゃない。一人の経験者として、横に並んで話してくる。

そして、決定打。「私は、一人の人間として、君が辞めちゃうの、すごい寂しい」「辛いのにこんなこと言ったら、私、上長失格だよね」「私も君がいたから、今まで頑張ってきたから、寂しい」──「上長失格」と言いながら、それでも言ってくる。立場を一度降りて、隣の人として「寂しい」と言ってくれる。

ハグしてもいい?」と聞いてきて、抱きしめてくれる。「よしよし」「泣いていいよ」「頑張ってきたもんね」──自分の身体を、慰めの道具として、躊躇なく差し出してくる

私にだけは、素直になんでも言って」「泣いて」──「私にだけは」という限定詞が、関係の特権性を作る。世界全部に対して我慢している部下が、この人一人にだけ素直になれる、という構造。これがこの作品の本当の見どころ。

見どころ2:「我慢しなくていい」を、何度も言ってくれる女上司

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ハグから、行為に流れていく。こちらが主導権を取りに行くのではなく、ずっと彼女側がケアし続けている。「私は君に元気になってもらいたい」「すごく嬉しいから、好きなようにしていいよ?」「もう素直になって」──「好きにしていい」を、ここまで何度も言葉にしてくれる女上司は、現実にはまずいない。

そして、彼女からの提案。「気持ちよくなってほしい」「仕事の嫌なこと、全部、私で」──部長に怒られた感情の、清算先として、自分の身体を差し出してくる。性的な意味と、心理的なケアの意味が、完全に重なっているシーン。

途中、彼女は何度も確認してくる。「ちゃんと言って」「遠慮しなくていいんだよ」「私にはなんでも素直になってね」「我慢しなくていいんだよ?」「いつも我慢してばっかりでしょ?」「私の前では、何も我慢しなくていいんだからね」──「我慢」という単語が、何度も繰り返される部長と過ごす昼間で蓄積した「我慢」を、夜、彼女の前で一個ずつ手放させていく作業。

行為が終わったあとも、彼女は「ちゃんと元気になったか」を確認するように、こちらを見てくる。「元気になった?」──自分の身体まで使って慰めた後、その「効果」を最後にちゃんと確認しに来るこの最後のひと押しが、彼女の側のケアを完結させる

最後に:「いつもの、する?」が口癖になっている関係

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ラスト、また別の日。会議で使う資料を二人で残業して作っている。「こんな時間まで一緒に頑張ったね」「本当偉い」「お疲れ様だよ」と、彼女がねぎらってくる。そして、何気ない一言。

もう辞表出したの?まだ出してない?もうちょっと頑張ってみる?私がいるから?」「今日もいっぱい部長に怒られちゃったし、いつもの、する?」

──「いつもの」。この単語が、二人の関係性を、最後で確定させる部長に怒られた日 = 彼女と一緒に残業して、二人だけの時間を作る日。それが「いつもの」として、二人の間に定着している。

頑張ったね」「疲れた?」「今日も私が、いっぱい癒してあげるね」「唇柔らかくて本当に気持ちいいね」「今日はどう?気持ちいい?」「私でいっぱい満たされてね」──「私で」。自分という人間を、部下が部長に怒られた日の救済装置として差し出すことを、彼女の側が決めている

今日はずっと朝まで付き合うよ」「また何かあったら、いつでも相談してね」──観終えたあと、思います。こんな上司、いるわけない。でも、いてほしかった部長に怒られた日に「いつもの、する?」と言ってくれる人が、自分の人生にも、一人いてほしかった。本作は、その「いてほしかった人」を81分だけ、自分の脳内に上書きする作品です。

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