
こんな人に観てほしい:顔射モノにハマれなかった、全員

顔射モノって、あんまり刺さらないんだよな──そう思ってきた人、いませんか。
女の子が嫌そうな顔をしていたら罪悪感が先に立つ。でも逆に「かけて♡」と演技っぽく言われても白ける。興奮したいのに、どこかで気持ちが引く。その微妙な違和感のせいで、このジャンルに入りきれなかった人。
足立友梨は、そのどっちでもない。顔にかけられることが本当に好きで、かけられた瞬間に「ああ」と息が漏れる女の人。ジャンルの印象を根本から塗り替えてきます。
あらすじ:昼下がりの、不倫相手

女優は足立友梨。メーカーはアリスJAPAN。
不倫相手の美人妻が家に来る。白いノースリーブに金ボタン、グレーのスカート。「久しぶりだから嬉しい」「ちょっと緊張しちゃって」。落ち着いた声のトーンで微笑む姿は、近所で評判の上品な奥様そのもの。旦那は朝からゴルフ、彼女は「友達と飲み会で遅くなる」と嘘をついている。
だが、この女の本性はすぐに剥がれる。「いっぱい汚されて、いっぱい使われて、ぐちゃぐちゃにされるのが興奮してるの」。上品な口調のまま、そう言ってのける。濃厚なベロキスから、長い舌を絡めたフェラへ。そして顔射、お掃除フェラ、再び挿入、また顔射──このサイクルが何度も繰り返される昼下がりの情事。
見どころ1:顔射した瞬間、目が笑う

正直に言います。人生で初めて顔射で泣きそうになりました。
何がヤバいかって、顔にかけた瞬間の友梨さんの表情です。普通なら目を閉じて我慢する場面でしょう。でもこの人は目を閉じない。精液が顔に飛んだ瞬間、口角がふわっと上がる。安心した、みたいな顔になる。「あ、来た」って。
そして顔を拭かない。拭くどころか、そのまま顔中に精液がついた状態でお掃除フェラを始める。「どうやったらもっと固くなるかな」。上品な奥様の顔で、そう言う。長い蛇舌がゆっくり竿に絡んで、亀頭を丁寧に舐め回して、気づいたらまた勃起している。この、顔射された顔で次の射精を求めてくる構造に、脳が追いつかない。
「まだ出るでしょ」。もう無理だって何度思っても、この人は終わらせてくれない。精液を顔に受けることが彼女の「気持ちいい」の頂点だから、そこに連れて行くまで解放してもらえない。優しい地獄みたいな時間が続く。
見どころ2:上品が、消えない

この作品、もう一つ怖いところがあって。顔が精液まみれになっても、友梨さんの「上品さ」が消えないんです。
アヘ顔になっても、長い舌を垂らして咥えていても、背筋がスッと伸びている。喘ぎ方も崩れきらない。「いっぱい汚されて、使われて」と言うときの声が、ちゃんと淑女の声のトーンのまま。声の主は変わっていないのに、言葉だけが淫らになる。
この矛盾が強烈なんです。汚してるのに汚れない。崩してるのに崩れない。むしろこっちの頭が崩れていく。近所で「美人奥様」と評判な人が、鏡に映った自分の顔を見て嬉しそうに笑っている──この絵が脳に焼き付きます。
濃厚なベロキスで舌が絡んでいるときも、ガン突きされながら目を合わせてくるときも、顔に精液をつけたままニコッと微笑むときも、全部同じ人間がやっている。そのレンジの広さに、ついていけない。
最後に:顔射が「ご褒美」になる夜

顔射は男の征服行為だと思っていました。この作品を観るまでは。
でも足立友梨を観ていると、途中から分からなくなる。かけてるのか、あげてるのか。支配しているのか、されているのか。「大好きなんだよ、いっぱい汚されて」と言う彼女にとって、顔に飛んでくる精液は征服の印じゃない。ご褒美なんです。
観終えたあと、しばらく余韻が抜けません。「ああ、こういう人とセックスするってこういうことなんだ」と、知らなかった世界を一つ見せられた気分になる。そしてたぶん、他の顔射モノがちょっと薄く感じるようになる。その覚悟だけ、先にしておいてください。
