
こんな人に観てほしい:察してくれる年上の彼女が、人生で一度くらいは欲しかった人

「言わなくても分かってよ」が一番嫌い、と言いながら、本当は察してほしい。
そういう矛盾を抱えたまま大人になった人へ。本作は、「顔にそう書いてある」と、こちらが言葉にする前に全部読み上げてくれる年上のお姉さんの話です。同棲初日、起きてから寝るまでのワンデー。「今日からの同棲生活、楽しいこといっぱいしようよ」と起こされて、夜に「いい顔見せてよ、こういう顔いっぱい見たいな」と覗き込まれて終わる。朝から晩まで、いつ何を欲しいかを当てられ続ける1日です。
あらすじ:「これから毎日しちゃおっかな」

女優は長浜みつり。メーカーはアイデアポケット。
舞台は引っ越したばかりの二人の部屋。寝起きのこちらに、彼女は青いパジャマで覆いかぶさってくる。「そろそろ起きなよ、今日から同棲生活の始まりだよ」「やっと二人で生活始められるのに、楽しいこといっぱいしようよ」。寝ぼけた反応を「ずっとこちょこちょしちゃう、なんでそんなかわいい顔するの?」とくすぐりにすり替えてくる。
そして、こう続ける。「記念すべき同棲初日の初キスしちゃおうかな」「これから毎日しちゃおっかな」──「これから毎日」。この一言が、79分のすべての時間に保険をかけてくる。今日が楽しいだけじゃない、明日もあさっても続くと宣言される。有限のセックスではなく、無限の生活への招待状として、この作品は始まります。
見どころ1:「顔にそう書いてある」が、本当に書いてある

朝のエッチに移行した瞬間、彼女の見抜きスキルが本領を発揮します。
「朝からこんな大きくなっちゃった?恥ずかしいの?本当に可愛いね、腰動いてるよ」と、こちらが察してほしいことを先に言葉にする。続いて、「なんでもわかっちゃうな、おっぱい見たいんでしょ?顔にそう書いてある」。
──「顔にそう書いてある」。これが本作の核です。こちらが言いだせない欲望を、彼女が「これ見たいんでしょ?」「触りたかったんでしょ?」と先回りで言葉にしてくれる。男が一番苦手な「自分の欲望を口に出す」工程を、彼女が代行してくれる。「ほらやっぱり欲しかったんでしょ」「こういう風にされたかったんでしょ?」と次々先回り。こちらは「うん」とだけ答えればいい。
同棲初日のカフェデートを提案してくる場面でも同じ。「一緒にカフェ行きたいんだよね、いいもの食べたい」「私はチョコパフェといちごのパンケーキが食べたい、同じの頼む?」と、まだベッドの中で食べたいものを語ってくる。こちらの相槌に対して彼女がふっと笑う。「同じにしたくなっちゃうの?お揃いがいいんだ。そういうとこも好きだよ」──「同じ」を選ぶ理由まで、彼女が言葉にしてくれる。普通なら「メニュー被ってるね、どっちか変える?」と気を遣う場面。彼女は逆にお揃いを肯定して、こちらの心の動きを翻訳してくれる。察する側ではなく察される側で過ごす1日の、贅沢さ。
見どころ2:「絶対私の方が大きいもん」のお仕置き

デート後、空気が変わります。
「さっきカフェで他の女の人見てたでしょ、絶対見てた、その人のおっぱい見てた」──気づかれてた。「せっかく楽しい時間過ごしてたのに」「私を怒らせたら怖いんだからね」と、軽く膨れた顔で詰めてくる。この嫉妬の演技が、本気と冗談の中間で進むのが上手い。
「絶対私の方が可愛いのに、おっぱい大きいし、エロいし、可愛いのに」と自己評価を並べた後、「悪い子にお仕置きだぞ本当に、えいえい」と、軽く叩きながらのお仕置きパイズリ。「他の女の子は見ないって約束してね」「絶対私の方が大きいもん」。Gカップの胸で局部を挟みながら、サイズで勝負を仕掛けてくる。
そして、しばらく弄ったあと、彼女は急に許してくれる。「おっぱい触ったらすごい可愛い顔するね、やっぱり私の方が良かった、当たり前じゃん。許す」──お仕置きの解除条件は「彼女の方が良かった」と認めること。怒りを長く引きずらない。これが年上のお姉さんの、本当の優しさです。
最後に:「お姉さん彼女の言いなりね」

夜、二人で晩酌。途中まで「結構酔っちゃった、なんか今日甘えた気分、もっとなでなでして、ねえチューしたい」とこちらに甘えていた彼女が、酒が回ってきたところで急に切り替わります。
「今日攻めたいけど、いいでしょ?」──甘えていた人が、攻め担当に変わる瞬間。同じ夜、同じ部屋で、声のトーンだけが変化する。そして決定打。
「お姉さん彼女の言いなりね、私がいいって言うまで発射しちゃダメ」「まだダメ」「あと一回我慢できたら、いいことしてあげる、できる?」
──発射管理。年上のお姉さんが、本気で「いいなり」を要求してくる。攻めながらも「えらい我慢できた、じゃあご褒美に」と、できたら褒めてくれる。叱る・許す・褒めるの三位一体を、最後の最後まで使い分けてくる。挿入後の「今何考えてるか分かるよ、ここに入れたいんでしょ?」「いい顔見せてよ、こういう顔いっぱい見たいな」で、長い1日が静かに着地します。
観終えたあと、あなたはたぶん、「察してくれる人がいる人生」を一回想像します。同じパフェを頼んでくれて、嫉妬を可愛く処理してくれて、最後は「いい顔見せて」と覗き込んでくれる人。そういう人と過ごす1日が、ここで手に入ります。同棲初日の続きが想像できる作品は、AVでは案外少ない。
