
こんな人に観てほしい:AVじゃなくて「彼女」が欲しい人へ

エロい女優のエロいSEXを見たいわけじゃない。「私のことわかってきた?」と聞いてくる彼女が欲しい。馴れ初めを語ってくれて、好きなことを教えてくれて、不安を言葉で包んでくれて。そしてその延長線上に、自然にSEXがある。
この作品は、そういうAV。前半はずっと服を着たまま会話している。それがこの作品の価値。
あらすじ:AV女優の彼女が、素人の彼氏にトリセツをくれた

鷲尾めいが彼女。S1専属のAV女優。主人公(あなた)はその彼氏。カメラマンのアシスタントをしていた時に現場で出会った。めいに一度も目を合わせなかった。「興味ありませんみたいな感じだったでしょ。それがなんか気になって」。趣味を聞いたらプラネタリウム。めいと同じ。5回プラネタリウムに行って、5回目に手を繋いだ。
リビングで向かい合って、めいが「私の攻略方法」を教えてくれる。イチャイチャするのが好き。酔っ払うとゼロ距離になる。お水をもらったら嬉しい。「こういう時ぐらい目見てよ」。クイズ形式で、一問ずつ。やがてキスが始まり、おっぱいが見え、ベッドに移動して、「ここが気持ちいい」「こうされるのが好き」を教えながら体を重ねる。
見どころ1:プラネタリウム5回。手を繋いだのは5回目。

この馴れ初めがすごい。5回プラネタリウムに行って、4回目まで普通に帰る。ご飯にも誘わない。「本当にプラネタリウム好きなんだっていうのと、すごい本当に興味ないんだなと思って。意地になってた。振り向いてほしくて」。
5回目に初めて手を繋ぐ。「カップル繋ぎじゃなくてこういう感じだったからさ。それもちょっとキュンってした」。めいが手の形を見せてくれる。指を絡めないタイプの手繋ぎ。不器用。でもそれが良かった。
この話を聞いた後にSEXが始まる。だから行為が「AVのSEX」じゃなくて「この二人のSEX」になる。プラネタリウムで手を繋いだ延長線上にある。
見どころ2:「二人が二人でわかっていればいいんじゃない?」

AV女優の彼女。AV男優というプロを相手にしている。素人の自分なんかが勝てるわけない。この不安を、この作品は設定の中心に据えている。
めいがそれに答える。「不安な気持ちもわかるけど、私がちゃんと好きだし。なんか言われてもさ、二人だけにしかわからないこともあるしさ。二人が二人でちゃんとわかっていればいいんじゃない?安心してくれたら嬉しい」。
このセリフの後にSEXが始まる。不安が溶けた後のSEXは、テクニックの勝負じゃなくて、安心の確認になる。「これでいいんだ」と思える。
最後に:知りたいのは、攻略法じゃなくて

この作品のタイトルは「私の攻略方法、おしえてアゲル」。でも観終えた後に残るのは攻略法じゃない。「この人は自分のことを好きでいてくれている」という安心感。それはAVが普通は提供しないもの。
鷲尾めいの巨乳も、パイズリも、騎乗位も、もちろんいい。でもそれ以上に、「こういう時ぐらい目見てよ」と笑いながら言ってくれる彼女がいることが、いい。
